井戸端会議の時間は、11の会議室の中からご興味のある会議室にお入り頂き、議論に参加してください。登録時に希望を伺っておりますが、当日変更も可能です。
人と人のつながりが希薄化し孤立する高齢者が増えるなか、支えあう地域をつくりたいと立上る住民たちがここ数年急増しています。地縁組織などが社会福祉法人と連携して、デイの空き車両で買い物支援を行う等さまざまな手法や事例が広がってきました。それらに加え、ゲストスピーカーからカフェを中心とした生活支援・移動支援、県による立上げ支援の施策や成果等を紹介します。昼食休憩(交流タイム)には個別の相談に応じます。
【コーディネーター】
NPO法人全国移動サービスネットワーク
副理事長:河崎民子、事務局長:伊藤みどり、理事:遠藤準司、理事:石山典代
【ゲストスピーカー】
宮田太一郎氏(大分県国東市第1層生活支援コーディネーター)
舟澤 輝氏(静岡県福祉部健康局健康増進課)
コロナ禍は「くらしの足」をめぐる環境を10年進めました。これについていけない地域公共交通や移送サービスは滅び、そんな社会では人が気兼ねなくおでかけすることができません。
この厳しい状況下で、地域公共交通関係法制度が改定され、技術革新も進んでいます。これらをうまく活用して「おでかけ復興」を進めていくために待ったなしの意識変革と行動について、あの加藤博和がいま、アツくぶっちゃけます!
【コーディネーター】
加藤博和(名古屋大学)
【進め方】
自治体の事業者支援が先行して実施できた地域で共通的に聞かれるのが「普段から事業者とのコミュニケーションが取れていた」という意見です。逆に、上手くいっていない地域だと「コミュニケーション大切というのには賛成(でもやらない、やり方が分からない)」となってしまっているというお話も聞きます。このセッションでは「自治体と事業者が気軽に話せる関係性」をどのように作っていったら良いかお話していきます。
【コーディネーター】
井原雄人 早稲田大学スマート社会技術融合研究機構
新井啓明 (公財)小平市文化振興財団
地方運輸局や運輸支局は、自動車の移動サービスに関し、手続きをする役所として、法令に基づく指導・助言を行うなどの業務を行っています。手続きやご相談をされる方々と各地の職員が円滑にコミュニケーションをとり、双方の立場を理解・尊重し、地域に必要な取組をうまく進めるためには何が必要か、お話をよくお伺いし、一職員として、一緒に考えたいと思います。(会話しやすい場づくりのため、録画・録音などはお控えいただけますと幸いです。この部屋の模様は公開しない予定です。)
【コーディネーター】
大石 信太郎(地方運輸局職員(係長級))
入社したばかりの新人さんから、だいたい平成生まれの人までをターゲットに想定したお部屋です。「若いんだから、利用促進を何か考えてよー」と言われて困っている人、「こうしたい!」という熱意や想いはあるけれど思うようにいかずモヤモヤしている人、そんな方の助けになればと思います。
【内容(予定)】
<座学:バス・鉄道の利用促進策を考えるときのヒント>
・「かわいい」の正解
・「美術館女子」は、なぜ炎上したのか?
<ワークショップ>
“あなたの”プロジェクトを考えてみよう!
【その他、お願い等】
・内容の都合上、定員10名までとさせていただきます。
・当日の途中入室はできません。みんなが話しやすい環境づくりのため、事前申込をお願いいたします。
【コーディネーター】
大野悠貴(名古屋大学(※平成元年生まれ))
未曾有の瀕死の状況に陥ったバス・タクシー業界にあって、旧態依然とした思考や行動では、もはやこのままでは奈落の底に落ちるのは確実です。もちろん、先のことはわからない、失敗するかも知れない、それでも新たなビジネスモデルを、より具体的に、よりリアルに、ホストが独断と偏見で問題提議いたしますので、ご参加の皆様には、それぞれの道を切り拓くヒントを掴んでいただけますことを願っています。
【コーディネーター】
岩村龍一(株式会社コミュニティタクシー 取締役会長)
【ゲストコメンテーター】
貞包健一(有限会社三ヶ森タクシー 代表取締役)
【進行】
【ご留意事項】
コロナ禍を発端とした「新たな日常」への対応,地域公共交通関連法の改正など,「くらしの足」を取り巻く環境が変化しています。しかし,楽しく,安心して生活できる「くらしの足」を実現しよう……このフォーラムが目指すべき到達点に変わりはありません。この井戸端会議では,こうした「くらしの足」を実現するうえでの「お悩み相談」から「知恵や工夫の共有」など,現場を愛でる吉田がま~るくおさめます!
【コーディネーター】
吉田樹(福島大学)
【進め方】
標準的なバス情報フォーマット(GTFS-JP)による公共交通オープオンデータ整備が全国で進められています。今は全国276事業者(コミュニティバス・民間バス事業者などの合算)まで整備が進み、利用者への新しい情報発信のチャンネルとして活用する事例も出てきています。ここでは、データ整備に興味がある方、データ整備を進められている方などに集まって頂き、苦労やノウハウを共有します。コーディネーターの伊藤からも、データ整備の最新状況などについて情報提供する予定です。
【コーディネーター】
伊藤昌毅(東京大学)
この井戸端会議では,リレートークでの議論を深掘りします.具体的には,リ レートークでの議論をグラッフィクレコーディング(グラレコ)でおさらいする とともに,必要に応じて,登壇者から補足説明をいたします.その後,参加者か らの質問を受け付けるとともに,いただいた質問に回答する形で,議論を深めて いければと考えています.
事前の参加申込みは難しいと思いますので,当日のリレートークを聞いていた だき,ご興味をもたれた方,ご質問がある方,その他いろいろとあると思います が,お気軽にご参加いただければと思います.
【コーディネーター】
宮崎耕輔(香川高等専門学校)
九州、とくに熊本県南地域は2020年7月の豪雨により、日常の移動を支える鉄道・バス・タクシー・道路インフラに大きな影響が出ました。少しずつ復興の兆しは見えつつありますが、これからのこの地域をどうしていくのかということを考えながら、この地域の移動のあり方を考えることになります。いま復興復旧にご尽力されている現場からの熱いメッセージをお伝えするとともに、地域と移動の今後について考えていただくきっかけになればと思います。当日は熊本から中継でお伝えします。
【コーディネーター】
大井尚司(大分大学経済学部経営システム学科教授)
【ゲストスピーカー】
くま川鉄道 社長 永江友二氏
肥薩おれんじ鉄道 社長 出田貴康氏
産交バス 社長 岩崎司晃氏
熊本県企画振興部交通政策・情報局交通政策課長 小川剛史氏
熊本県立大学総合管理学部総合管理学科教授 高濵信介氏
電車バスから自転車まで、いつでも便利に安く移動したい!バスはルートも時間も値段も乗り方もわからない、高くて遅れてバス待ち環境も酷い!電車とバスの接続がさっぱり分らない。言ってても仕方が無いから、自分たちで地域のバス停全部を見て、バスマップを作りはじめた、各地の経験を紹介。さらにスマホやICカードも駆使する時代にどんな「のりものマップ」を作れるのか、20代の取り組みなど。マップの可能性について議論しましょう。初めての方も気楽にご参加下さい。
【コーディネーター】
岡將男(NPO法人公共の交通ラクダ)「なぜバスマップを作ったか」
【話者】
松原光也(NPO法人ふくい路面電車とまちづくりの会)「阪神広域バスマップ作成の意義」
青木優汰(日本大学理工学部学生)「バスマップの悪戦苦闘・ダメ出し大会」
佐野一昭(バス停情報研究家)「アメリカのバス情報案内」
神場雅史(路線図作家)「シームレス交通マップ、若手バスマッパー」
伊藤浩之(路線図ドットコム)「バスマップ総括」